とにかく好きになってほしいから、体からオトす『なかからとかして愛してあげる』ネタバレ・感想
あらすじ
官能小説作家の担当者・酒井。
仕事は作家に頼まれてアダルトショップに訪れたり恋愛相談に乗ったりと大変。
それだけでなく、アダルトショップ店員の石神に口説かれるという事態になっていた。
しかし、酒井には悩みがあり、それは性的なものを見ても自身の体が反応しないということ。
悩む酒井だったが、ある日担当作家の界外が取材も兼ねておっぱいパブへ行こうと言いだした。
断る酒井だったが、押し切られる形で予約をしに行き店の女性に見送られる。
その様子を石神に見られてしまい、そのまま石上の家に連れて行かれるのだが―…。
酒井さんに恋愛相談している作家は志島先生。
この作品は『遅れてきた春は。』のスピンオフになります。
読まなくても関係性はわかりますが、可愛い話なのでお勧めです。
※女装ネタありなので、苦手な方はご注意ください。
mukuge.hateblo.jp
酒井さんは官能小説を読んでも興奮するけれど、体は反応しない。
このままなのだろうか、と悩んでいる時に好きだから体からでも落とせたらいいや！な石神さんがグイグイ迫ってくる。
はっきりと断らないから自分のこと好きなのでは…という前向きなタイプなので、グイグイきます。
酒井さんも反応しないから～と言いつつ石神さんの技術によって喘ぐことに……。
石神さんが好き好き！となっているので、とにかく対応が甘い。
その上、手も早くて技術もある。
これは……酒井さんも「愛情か、肉欲か」と悩む案件です。
何せ今までピクリともしなかったものが石神さんにより大変なことになりますからね。
びしゃびしゃですからね（……）
石神さんは酷いことをするタイプではないので、安心して甘えられるところも酒井さんとしては悩む案件ですね。
石神さんが酒井さんを好きになったきっかけなどは語られず、先生のお使いでアダルトショップに行った際に告白されていたので一目ぼれなのかな？と思ったのですが、後にここもしっかりと回収されます。
この回収が後にスピンオフなど繋がらないかな…と思いましたがどうかな。
このようにスピンオフ元の『遅れてきた春は。』もそうですがちゃんと好きになる過程が描かれているのがいいんですよね。
酒井さんが何人の作家を抱えているのかは不明ですが、出てくる志島先生と界外先生とは良い関係の様子。
界外先生のお願いはかなり聞いているようでおっぱいパブやＳＭショーなど誘われています。
界外先生の得意ジャンルってなんなんだろう…。
ＳＭだったらスピンオフ等あるとそっち方面に行きそうだな。
ちなみにスピンオフがあるなら石神さんの叔父さんが相手かな。
ひょうひょうとしている人とからまわるくらい必死な人の組み合わせ好きなのでこっそり期待。
界外先生が結構イイキャラ感出しているし……。
掲載誌が特集物だったとのことなので、とにかく毎回酒井さんが喘いでいます。
あと、先生が甘くてハッピーにするぞ！と意気込んだ作品らしいですが、本当にその通りどの回も甘くて喘ぎがいっぱいです。
『遅れてきた春は。』も相当甘いな～と思ったのですが、今回は更に裸率高くて甘いです。
書店特典は漫画ではなくて密着イラストペーパーでした。
石神さんが酒井さんを見ていても何故かドヤって見える……。
酒井さんは可愛い。
野萩先生は作家買い対象なのですが、甘くて可愛かった。
先生が入れがちだと言われている暗い話も好きなので、そういう話も読みたいです。
連載中だから、急がないと間に合いそうにないですが、次のコミックスが出るまでに所有作品の感想を書きたい……。
書く書く詐欺のごとく、書きたい作品が増えていってます（幸せな悩み）
甘くて全編通して喘いでいるのでとにかくいちゃいちゃしている作品が読みたい！という方にお勧めです。
